筋タンパク質の合成感度を高める

筋肉をつける、筋肉量を増やすためにはタンパク質の合成が分解を上回らなければいけません。毎日プロテインを摂っているから筋肉が増えるわけではなく、現状の筋肉量を維持する程度です。筋タンパク質の合成を促進し、筋肉を大きくするにはタンパク質の摂取と筋力トレーニングがセットで必要となります。筋トレだけでは筋肉を大きくすることは出来ないということになります。

①空腹のとき、②タンパク質を摂取したとき、③空腹状態で筋トレをしたとき、④筋トレ後にタンパク質を摂取したとき、の4パターンで筋タンパク質の合成量と分解量を計測した実験があります。
結果は空腹のとき、空腹状態で筋トレをしたときは分解量が増加し、タンパク質を摂取したとき、と筋トレ後にタンパク質を摂取した時が筋タンパク質の合成量が増加し、筋トレ後にタンパク質を摂取したときが顕著に筋タンパク質の合成量が増加していることが分かりました。

筋トレをする→筋タンパク質の合成感度が高まる→タンパク質を摂取する→筋タンパク質の合成が促進される→筋肥大が生じる

このサイクルを回し続けることが大切になります。