筋肥大は「トレーニングの総負荷」で決まる
筋トレによって筋肉量が増加することを筋肥大といいます。
これまで、筋肉を大きくするには「高強度トレーニング」を行うのが常識とされていました。ところが筋肉の元となる筋タンパク質の合成率を計測する新しい検査方法が確立され、トレーニング方法論が覆されてきたのです。
「筋肥大は強度ではなく『総負荷量』で決まる」
つまり、必ずしも高強度トレーニングである必要はない、ということです。
総負荷量とは、トレーニングの強度と回数、そしてセット数をかわせた数値を指します。
計算式は次のとおりです。
総負荷量=強度×回数×セット数
つまり、
100kg × 1回 × 1セットと
1kg × 1回 × 100セット
は同じ筋肥大の効果が得られるという訳です。
インシェイプフィットネスでもこのトータルのボリュームを意識してトレーニングしてもらっていますが、
ベンチプレスでは6〜7セットで男性の多い方で4000kg、普通で2500〜3000kgとなります。
女性では600〜1500kgとなっています。
その日の調子で重いのが上がらなくても回数をこなせば同じ効果が得られるのでご心配なく!